最初の作業
しばらくお休みさせておいた畑にカツを入れます。
掘り起こして土壌の空気を入れ替え、おいしいメロンが育つように栄養補給をします。
地中に水のパイプを通し、たっぷりと水分補給。
みずみずしいメロンに育つよう、たっぷりたっぷり
芽が乾燥しすぎないように、
苗付け用の穴のあいたビニールで畑を覆って、
さらにカバー用のビニールの支柱を埋め込み、さて、お出迎えは準備完了。
その頃、母屋の裏のハウスで一つ一つ手植えした種から芽を出したメロンの苗の赤ちゃんたちが少しずつ育っています。
毎日その日の気温やお天気を見ながら、何度となくわらの覆いをはずしたりかけたり。ハウスや畑にお引越しする日を待ちながら、すくすく育っています。
いよいよハウスへお引越し。穴の中にすっぽりと収まったメロンの苗たちが収穫を目指して私たちと共同作業に入ります。
1つ1つの苗とこれから長いおつきあい。お休みなし、お出かけなしの長い旅の始まりです。
でもゴールは絶対間違いなく「甘くてみずみずしいおいしいメロン!」
少しずつ葉が増えて広がってきました。うちのメロンは1本の苗に1個の収穫が大原則
です。
ですので、横に生えてきた芽は丹念に摘み取ってメインの枝が立派に成長するよう、
手助けします。上に上に伸びるよう、上からビニールのひもを下げてそれに1本1本まきつけてやります。
さらに伸びてきたので、支柱を立て垂れないように支えてやります。
ハウスの中でも風が吹きます。そうするとこのひもからすぐ外れそうになるので、一日に何度も見回り、はずれたツルを丁寧に巻き付けなおします。
メロンママのいくちゃんは身長150㎝。そろそろ120cmくらい。
5月初めとはいえ、ハウスの中は日中は30度前後。あまりに暑くなりすぎるとハウスのビニールの窓を揚げて空気を入れてやります。新鮮な空気でハウス内もリフレッシュです。
雄花が咲くころになりました。雄花は一本の枝にたくさん咲きます。雌花より一足先に咲き始めます。もう少したつとミツバチの助けを借りて、受粉です。
露地栽培の畑の準備が始まりました。ハウスより一足遅れて同じ手順でカツを入れます。カバーのかかってる横の畝の緑は「麦」です。これが、露地メロンのベッドになります。